こちらの過去の上演作品、「豆腐と水門」以降の作品について、
右上の文鳥から南英司宛にお名前、メールアドレスを明記の上
ご希望の作品名を添えて、メールをご送信頂ければ、台本を
添付ファイル(ワード仕様)にて配信致します。
ご希望の方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。
タイトルをクリックするとそれぞれの作品について
南英司による出演者の紹介、思い出、
チラシや当時の写真などもご覧頂けます。
1999年
6月『森へ帰ろう』
子供の頃から慣れ親しんできたはずの森で、思わぬことから
迷子になってしまった大人たちのそれぞれの思いが錯綜する舞台。
行き場を失った愛情、通いあうことのない恋人たちの視線、
不倫、暗い森の中で必死に帰り道を探しながら葛藤する姿を
舞台に土を敷き詰めて上演した
6月11〜15日 於・タイニィアリス
11月『CALLING YOU』
「私が遠く離れた誰かのことを思っている時、その相手は、
『私が今思っている』ということが分かることはないのだろうか、それとも...」
というチェーホフの問いかけをテーマにした
芥川賞作家・保坂和志の小説を元にした舞台。
この公演は集団での小公演の1回目の作品として、
実験的な試みの元に創作された。
舞台いっぱいに生活の象徴として長大なテーブルを置き、
そのテーブルの前で繰り広げられる、
今は離ればなれになってしまった登場人物たちの、
それぞれの1日を淡々とスケッチした。
また、それを取り囲むようにテレビモニターを配置し、
映像とのコラボレーションも。
11月19日〜21日 於・アートスペースプロット
2000年
4月『いつ立ち去ってもいい場所』
谷川俊太郎の同名の詩に想を得た作品。
濃霧に閉ざされた高原の別荘地で、ホスト役の青年が、
遺書めいた手紙を残して失踪。
そこに招かれ、そして取り残された者たちが、青年の帰りを待ち続ける、
退屈と怠惰、そして孤独を描いた群像劇。
4月21〜25日 於・タイニイ・アリス
2001年
2月『LOVE 6(SICKS) 6つの通わない愛の断片』
タイトルの示す通り、“愛の病い”をテーマに
人の孤独や存在のはかなさを見つめようと、
小説家川上弘美や内田春菊らの作品をベースにし、
オリジナルも加えた小公演2作目。
6つ(=Sicks)の短編を連作形式として並べ、
通じ合えない愛の物語を通して、人の孤独や存在のはかなさを描いた。
6編全て2人、もしくは1人芝居というスタイル。
2月2〜4日 於・新宿タイニイ・アリス
6月『豆腐と水門』
昭和30年代。海に落ちかかったような、
ひらがなの「を」の字のように入り組んだ町の大衆食堂を舞台に、
二人の姉妹の愛が水のように淀んだり、うねったりしながら流れる物語。
ある日突然繭の中で眠りについた大衆食堂「亀屋」の主人と
出現した彼に瓜二つの「カゲ」。
姉は眠る夫も、「カゲ」の男も見守り続け、姉を心配する妹は、
つかみどころのない恋人と彼を強く慕う妹に翻弄される。
その妹は同級生に陰のようにつきまとわれる。
亡き母の恋人の絵描き、「眠り病」の男、駆け落ちの男女、
海水から精製したニガリで作った豆腐を食べながら、
それぞれの対決が始まる。
5月31〜6月5日 於・新宿タイニイ・アリス
12月『よく知っていない何か』
一人の女性のある行動を巡って、周囲の者達の
さまざまに異なる受け止め方を通し、日常の不確かさを描いた群像劇。
ミラン・クンデラの短編小説
「シンポジウム(『微笑を誘う愛の物語』収蔵)」を下敷きに、
場所をある地方都市に置き換え、
“市の文化際でフリーマーケットを行ったある商店街のグループの
打ち上げの席”という設定で、
換骨奪胎し“ほろ苦い微笑を誘う物語”として上演。
11月28〜12月2日 於・下北沢「劇」小劇場
2002年
5月『みずうみ』
売却の決まった湖畔に建つ「青のホテル」と
東京湾岸にあるバー「アズール」。
同じ建築家による全く同じ構造を持つ2つの空間と時間を行き来しながら、
姉の恋人を殺した青年と、密告により職を追われた教師が遭遇する。
復讐のために、自らの潔白を証明するために青年を庇い、
過去を捏造しようとする教師から、逃れようとするほどに周囲を巻き込み、
事態は取り返しのつかない境地へと追い込まれていく。
スリリングな全く新しい群像劇。
5月29〜6月2日 於・タイニィアリス
2003年
3月『温室』
岸田國士の戯曲『温室の前』から着想を得て
大胆に現代のマンション問題を絡め再構築した作品。
弱さと生命力、近種配合の象徴である蘭と、
R・V・ファスビンダー監督の『シナのルーレット』をモチーフにした。
舞台中央に正方形の温室をしつらえ、三本の花道(通路)を配し、
照明は温室仕様の裸電球のみで、四方を客席にして上演した。
3月13〜18日 於・アートスペースプロット
9月『イッツ ア ファインデイ』
反戦ではなく「ハンセン」を。
エムズクルーが初めて大きなテーマを取り上げた作品。
『未知の女』を元にした戦争の物語と、
時間も場所も知れない港町のホテルで
記憶を失った泊まり客達の時間が交錯する。
プリンターから吐き出される物語に、
無くした自分たちの記憶を引き出され、
投影させていくほどに、物語の中に収斂されていってしまう。
「戦争とは個人の物語、一人の死の物語」
エムズクルーの考える、
今を生きる過剰でない新しい語り口を模索した作品。
9月25日〜30日 於・麻布ディープラッツ
2004年
1月『温室』再演
1月14日〜18日 於・下北沢「劇」小劇場
10月『みずうみ』再演
10月20日〜25日 於・麻布ディープラッツ
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